

神に代わってお仕置きよ!
新事実!電話詐欺は割に合わないビジネス!
電話詐欺は割に合わないビジネスであることを説明します。
番号非通知で電話をかけて電話詐欺をしている皆さん、番号非通知の事をちゃんと勉強して非通知でかけていますか?非通知でかけているように思えても電話局の間では番号は全て通知されています。
日本の警察と電話会社はとても優秀である事は皆さん御存じだと思います。特に日本の電話会社の技術は世界No.1といっても過言ではありません。
Appleやgoogleが日本市場(携帯電話市場)にかなりの魅力を感じている理由の1つは日本の携帯電話会社のインフラの技術が凄いからです。例えば、おサイフケータイ、ネットバンキング、スマホがどんなに高機能であってもそれを支える通信インフラが弱ければ何の役にも立たないただの箱です。
前置きはこれくらいにしておき話を戻します。電話は、世界中に繋がっています。インターネットと全く同じです。実はインターネットが電話の技術を応用しているのです。世界中になぜ電話が繋がるかと言うと、電話会社間または、お国間で夫々お互いに電話を繋げてもよいですよ!の取り決めをしているからです。だから電話が繋がって「もしもし」が出来るのです。
そして、電話会社は、電話をかけた人から料金を徴収します。通話明細を見ればわかりますが発信した記録しか明細には記載されていません。電話は発信もありますが、着信もあるのです。電話明細になぜ着信の記録がのっていないのか?当たり前です。無料だからです。お金を取らないのにわざわざ明細を出す必要がないからです。例えば電話会社が2社あったとします。解りやすくNTT東日本、NTT西日本にしましょう。東京から大阪に電話をかけたとします。
NTT東日本の交換機からNTT西日本の交換機に電話ですよと合図があります。後は、それぞれの基地局がありますので電話をかけた基地局と電話を受けた基地局同士で通信を開始します。
電話会社は膨大な資金を投資して基地局を作っています。投資したからには資金を回収しなければ意味がありません。ここからが重要です。電話をかけた電話会社は、電話をかけた人にお金を請求します。しかし、電話を受けた人にはお金を請求しません。
つまりNTT東日本はお金をもらえますが、NTT西日本は何ももらえないように見えます。実は、NTT西日本はNTT東日本から設備利用料をもらえるのです。ちょっと難しくなってきたので解りやすく説明します。
東の客が、西の客に電話をかけた。NTT東日本は、東の客にお金を請求します。その代金の一部をNTT西日本も受け取る仕組みになっています。この時NTT西日本は、NTT東日本から電話が来た事を知っている事になります。東の誰が電話をかけて来たのかももちろん分かります。だからいくら非通知で電話をかけても電話会社同士では、誰が、何時、誰に電話をかけたかを全て記録していますので誰がかけたか直ぐにわかります。警察と電話会社は繋がってるので警察からの問い合わせがあればすぐに契約者情報を特定できる仕組みになっています。
例えば、「2023/05/26 044-123-1234の電話番号にかかって来た非通知の電話番号を全て出して欲しい。」 といえば電話会社は直ぐに対応してくれます。こんな事も出来ます。「非通知で判明した電話番号から過去に電話をかけてきた日時を全て出して欲しい。」簡単です。契約者情報を電話会社は警察に提出する義務がありますので直ぐに出します。
ついでに、現在のNTT,KDDIはもとは、公営の特殊法人でした。NTT,KDDIに働いていた人達は皆さん準公務員だったのです。KDDIは、NTTの国際電話部門だった時もあります。時代の流れで2社とも民営化になった訳です。元の根っこは同じなので、警察と電話会社はべたべたの仲良しです。
この章で学ぶ事
番号非通知でかけても番号は記録されています。通知、非通知は警察には一切関係ありません。電話詐欺の通報があれば警察は直ぐに電話会社から電話番号、契約者情報を提供してもらい、必ず捕まえに来ます。
そのために、オフィスを借りて、ネットを引いて、3日に一度引っ越し出来ればよいですが、現実的に、不可能ですね。必ず捕まります。もうお分かりですよね、お金の無駄という事です。絶対に大損します。